瀬戸日中友好協会のご厚意ににより、留学生を連れて中津川に遠足しました。

中山道は江戸時代の五街道の一つとして、京都から東京に続いています。将軍家に嫁ぐ姫宮たちの通行に利用され、なかでも幕末の公武合体策のために14代将軍・徳川家茂(いえもち)に嫁いだ和宮(かずのみや)の大行列は絵巻物のような豪華さだったと語り継がれてい、今は風情のある宿場町が残っています。
また、中山道は、さまざまな文学作品の舞台ともなり、馬籠出身の島崎藤村がみずからの故郷を舞台に歴史小説『夜明け前』を執筆した馬籠宿は、木曽十一宿の最南端、眼下には美濃の国を眺望できる所にあります。

馬籠宿は、風情ある家並み、粋な石畳が敷かれた坂に沿う宿場町で、坂道と周りの建物が古風できれいです。江戸時代の情景を楽しみました。